保育士試験の難易度・合格率はどうなっているのか?

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保育士試験の難易度・合格率はどうなっているのか?

保育士試験の合格率

 

保育士の合格率は、近年では平成10年が最低で10.6%、ここ最近のもので平成25年で17.4%です。平均で15パーセント前後が保育士の合格率です。

 

これは非常に低い合格率であり、例えば介護福祉士は60%前後、幼稚園教諭で20パーセント前後になっています。

 

保育士試験の合格率が低い理由

まず一つ言えるのは、保育士の試験に関しては、合格は全科目6割以上の正解率であるということです。

 

例えば介護福祉士であれば合格点数はその時期によって変わります。全体的に点数が高い時は合格点も高くなりますし、全体の点数が低い時は合格率も低くなり、ある程度の調整があります。

 

しかし、保育士に関しては6割以上の正解率と明確に決められているため、難しい問題が多い年でも確実に6割以上正解していないといけないのです。

 

平成10年度の試験は全体的な問題が難しく、平均点も過去最低だったといわれています。

 

出題範囲が広いことも合格率低下の要因だと言えます。

 

例えば子供の食と栄養の科目では、普段馴染みのない栄養素の問題であったり、口腔の問題も出題された年もあります。それこそ、一から勉強しないといけない科目になりますので、勉強時間も多くなりますし、覚えることも多くなってしまいます。

 

また、保育についての歴史や、重要な人物名を覚えないといけないことも課題の一つです。暗記が多い事は合格率を下げている要因の一つです。

 

保育士試験の難易度は高いのか

保育士の資格を取得する際の難易度は他の資格に比べて、特別に高いとは言えません。

 

それは他の資格は一度に10科目以上受けないといけない資格が多いのですが、保育士は9科目です。2科目1セットになっている科目もありますので、実質的には9科目だけ勉強すれば良いのです。

 

他の資格と比べてみると、社会福祉士では12科目、精神保健福祉士では15科目になります。それらと比べると科目の数も少ないので、勉強する範囲は広いといえども項目は少ないですので勉強はしやすいかと思います。

 

また、保育士は一度に9科目合格する必要がありません。

 

税理士などと同じように、保育士は9科目のうち例えば1科目合格すれば、来年は8科目だけ受ければ良いといったように、合格した科目については3年間の免除があります。

 

そういったことも考えても難易度は他の国家資格に比べても低い部類に入ります。

 

3年間あるので、1年で3科目をクリアして、それを3年間で受ける人もいます。苦手な科目は集中して勉強できるように、先に得意な科目から合格していく人もいます。

 

実技試験はほぼ受かる

保育士は筆記試験が終わって合格していれば、実技試験があります。実技試験では3項目の内2項目を選択して実技を行いますが、ほとんど受かると言われています。

 

その合格率は95%、よほどの場合でないと落ちないと考えておいても良いでしょう。

 

しかし、全員確実に合格と言う訳ではありませんので、あまりに気を抜き過ぎると不合格になる恐れもありますので、注意しておきましょう。

 

普段から保育の仕事に就いている人はいつもどおりの雰囲気で、学生など保育業務の経験が無い人は参考書などを見て正しい行い方を知る事が合格のポイントです。

 

保育士の合格率が低いのはあまり知らない人も多いのではないでしょうか。合格率が10%というのは、公認会計士や税理士などと同じぐらいの合格率です。

 

保育士の場合は、国家資格を持っていなくても子どもと関わる仕事ができるといった点が、合格率を下げている要因になっているかもしれません。

 

保育士は業務独占ではありませんので、資格を持っていない人でも保育はできます。これが看護師などであれば看護がしたい場合は看護師の資格は必須になります。

 

これは、考え方を変えると、保育士の資格を取得しても変化が少ないといえるのです。

 

保育士の資格手当などは場所によっては3000円以下というところも少なくはありませんので、資格を取っても変化が少ない→真剣に勉強する気になれないといった悪循環になっているのかもしれません。

 

保育士資格を優位にするためにも、保育士の専門性を更に高めていくことが課題の一つだと言えます。

 

保育士試験について

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