乳児院での保育士の役割・仕事内容

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乳児院での保育士の役割・仕事内容

乳児院と保育士

 

乳児院での保育士の仕事内容は、一言で言ってしまえば乳児にとって母親の役割をすることです。

 

乳児院とは?

そもそも乳児院はどのような施設かというと、保護者からの虐待や経済的な理由など様々なことが原因で、親と一緒に暮らせない1歳未満 の乳児を養育する場所です。

 

乳児院は児童福祉法で、保育士の設置が義務付けられています。

 

また乳児院は、1歳未満しか預ける事ができないので児童養護施設が併設され、子供が成長するまで同施設内でケアをする場所も増えてきています。

 

厚生労働省の調査によると、乳児院は全国に約120あり、およそ3000人の乳児が入所しています。

 

乳児院という施設が作られ発展してきた背景には戦後の戦災孤児や捨て子という社会問題がありましたが、現在では児童虐待や離婚などで親に捨てられるケースや貧困や家庭環境などが原因で子育てができない場合に預けられます。

 

こういった問題は大きな社会問題になっていて、熊本県の赤ちゃんポストや日本テレビ系列の「明日、ママがいない」というドラマなどが放映された時が記憶に新しいように、乳児とその親のケアに対する賛否両論が繰り広げられています。

 

しかし実際にそのような乳児が減らない現場では、乳児院で働く保育士の役割が非常に重要になってきます。

 

1歳未満では、多くの場合記憶がないとされています。

 

しかし、乳児院に預けられる特殊な体験をした子供たちは、その経験が深く記憶に根付いている事も多く十分なケアが必要です。

 

乳児院での保育士の役割と特徴

乳児院での保育士は、冒頭に言った通り母親代わりの役割をします。

 

朝起こして、ミルクをあげ、おむつをかえ、お風呂にいれ、遊ばせ、抱きかかえ、寝かせつけるなど、こういった乳児がいる家庭で起こる日常を全てケアします。

 

一般的な認可保育士と違うのは、子供を親が連れてくるわけでもなければ迎えにきません。24時間体制で乳児の世話をして、育てるのです。

 

一人ひとり個性があるので、それにあわせたケアが必要になります。

 

また、一般的な保育士はやらないであろう業務があります。それは乳児の取り巻く環境と将来に対するケアです。

 

もし遺棄された乳児であれば、戸籍関係の手続きを役所で行ったり警察と事件性がないか確認をとったりします。

 

乳児が成長した時にきちんと生活ができるよう“普通に家庭で育った人”と同様の環境を整えてあげる必要があります。

 

さらに、里親との調整をする必要もあります。

 

里親希望者が現れ、その適正があり、裁判所で里親として認められた場合には、法的手続きの後、乳児をつれてかえることができます。

 

そういった里親のケアと乳児のケア、各機関との連携も担う必要があります。

 

乳児院への求人の探し方

このように多岐にわたる仕事内容をもつ乳児院の保育士は、求人サイトで募集が掲載されていることがあります。

 

また社会福祉法人でも募集をしている場合があります。

 

乳児院の仕事は、日々の生活を支援する仕事なので土日出勤や夜勤も発生します。

 

常時保育士がいる必要があるので、数人の保育士でローテーションしながら働いている場合が多く、欠員が出た場合の補充が求人としてあがることがほとんどです。

 

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