保育士転職 面接で退職理由を聞かれた場合はどう回答すればいい?
実際に保育士に応募し書類選考に通って面接に進んだ場合には、履歴書に書いていたとしても高い確率で退職理由を再度聞かれると思います。
履歴書では、理由はポジティブにと書きましたが、質疑応答で考える時間がそんなに与えられない場合でも、きちんと答えられるように質問を想定しておきましょう。
嘘はつかないようにしよう
退職理由は人それぞれですが、まず第一に嘘は絶対につかないようにしてください。特に採用に不利と考えるために嘘をつく場合が多いようですが、後から発覚して大問題になる場合があります。
しかし、あまりにも保育士の仕事に影響が出そうなものは言わないほうが無難です。採用側は、1度採用する限り長く働いてほしいという願いを持っています。
その為、長く働けないと判断した場合には不採用にされてしまう場合があります。
いくら前の職場に不満があって辞めた場合でも、新しい職場には希望を持って転職活動をしているはずです。
後ろ向きな事ではなく、より良い職場環境を求めて転職をしようとしている事をアピールしてください。
退職理由を説明する場合の注意点
では、実際に退職理由を述べる場合にはどういった注意が必要なのか解説していきますね。
まず、体調不良による退職です。保育士は体力勝負の仕事でもあります。
誰しも病気やけがをする可能性はありますが、体調不良で仕事ができないまでになっている過去がある場合、現在は大丈夫なのか、保育士としての仕事が勤まるかという不安が採用側に残ります。
ですので、「体調不良によって退職したが、現在は完治している」と現状を必ず交えて話をしましょう。
また同様に体力的にしんどいという理由もです。ハードワークで体力的にしんどかったというのは、保育士でも異なる業界でも非常にマイナスです。
例えば出張が多くとか具体的な理由があれば問題ないですが、ポジティブに言い換えることができない場合は言わないようにしましょう。
人間関係が退職理由の場合は特に注意
その他に注意したい点は、人間関係が原因での退職だった場合です。
面接官は人を審査する立場です。合格させるための面接ではなく、ふさわしくないと判断した人を落とすために面接しているのです。
その為、悪い印象を与えるような表現をすることは避けましょう。面接官は施設の責任者で、何らかの上に立つ立場の人が多いはずなので、人間関係の問題に直面した経験を持つ人も多く、状況は把握してくれるはずです。
しかし、ただ人間関係が嫌で辞めたというのはただの愚痴で、わがままな退職理由としかとらえられません。
「こういう努力をしたが改善できなかった」
「自分と考え方が合う場所で働きたい」
「新たな考え方をもつ施設で前向きに働きたい」
など、ただ単に不満で辞めるというよりは、努力をしたが変わらないので私はこうなりたいから辞めました、という風に前向きに言い方にシフトをするべきでしょう。
最後に必ずやってはいけないことは批判です。
保育士として働いていれば、価値観が合わない人や施設に出会うこともあるのでしょう。もしかすると面接官もそのように感じているかもしれません。
しかし、実際にそれを選ぶ人もいるのです。どうしても批判をしなくてはならない場面に遭遇した場合でも頭ごなしに批判、否定するのではなく、
「考え方は理解したが自分には合わない」などというように、あくまでも自分に合わないことを強調するようにしましょう。
基本的に面接は、ネガティブな印象を与えなければ問題ないです。正直に伝えたいことは、言い方を少し工夫してみてください。
面接対策をプロに相談してみよう
事前にしっかり面接対策をやっていても、本当にこれで大丈夫なのか不安になる方も多いと思います。
また、転職先の保育園によって面接の質問内容や雰囲気も異なるのですが、そういった細かい情報を得るためには転職サイトのコンサルタントに相談してみるのがいいですよ。
その人に合った具体的な面接対策をアドバイスしてくれるので、自信を持って面接に臨むことができます。
登録から利用まで完全に無料なので、ぜひ相談してみてください。