正社員の保育士のメリット・デメリットと求人の探し方
保育士として正社員で働くメリット・デメリット
正社員の保育士として働くメリットは、1番は「安定」です。正社員として働くという事は、雇用先と働くことに対して契約をしている状態です。
つまり、倒産などのよっぽどの場合を除きこちらから辞めると言い出さない限り長期雇用が約束されています。
また、正社員ならではの待遇がついてきます。各種手当や有給休暇、賞与、交通費の支給、社会保険の完備などが待遇の一例です。
もちろん雇用先によって、これらをどの程度整備しているかは異なってきますが正社員で働けば、一定以上は確保されていると考えても過言ではありません。
この安定を求めて正社員の保育士求人を求めている人は少なくないでしょう。
しかし、もちろんデメリットもあります。それは子供を預かることに対しての責任と、それに伴う業務の増加です。
まず、子供を預かるという事は命を預かるという事です。
正社員であるということは、会社の方針に十分従い納得している立場であるということです。アルバイトやパートの保育士の代わりに責任をもつことも増えてくるでしょう。
また、それに伴い残業が発生したり、たまにはサービス残業も発生します。
さらに、有給休暇が取りづらかったり、長くいるがゆえの人間関係の構築、後輩の育成など正社員ならではの苦悩にぶちあたることもあります。
しかし、安定した環境で働きたい人や保育士としてキャリアアップを目指す人にとってはこのようなデメリットは越える必要がある壁であるといえるでしょう。
正社員の保育士求人
正社員の保育士求人は、一般企業などのほかの業界に比べ保育士業界は比率的に少ないです。
一般企業の非正規社員の割合は20%以下であるのに対し、保育士業界は40%~50%と非常に高い割合で非正規社員が働いています。
求人がないわけではないですが、やはり良い求人の倍率は非常に高くなってしまう事もふまえ転職活動に励む必要があります。
ただし、昨今メディアで報道されている通り保育士の人手は不足しています。その為、選ばなければ求人はあります。
その中から自分に合った求人を探す必要があります。
新聞や広告、求人情報誌や求人情報サイトなど求人を探す方法は沢山ありますが、保育士求人を探す際に1番有益であるのは、保育士専用の求人サイトです。
保育士は専門職です。一般の求人情報では、情報量が不足していたりサポートが足りなかったりすることがあります。
求人数は圧倒的に保育士専門の求人サイトが多いです。また会社によっては無料で担当のコーディネーターがつき、転職活動をサポートしてくれる場合もあります。
そういったサービスは非常に有効なので使うようにしましょう。
公務員として保育所で働くためには
また公立保育所で正社員として働きたい場合には、地方公務員になる必要があります。
地方公務員になる為には公務員試験に合格しなければなりません。公務員試験を突破し、保育士資格を有していれば公立保育所で働くことができます。
ただし、公務員試験には各市町村が定めた年齢制限がありますので注意してください。
正社員の保育士になりたい方は、保育士転職サービスを利用してみよう
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