保育士の仕事・年間行事やイベントの内容を紹介します
保育士として働いていると多くの四季を感じる事が出来ます。これは保育士の仕事の年間行事が影響しています。
四季を感じる保育
日本の保育施設は、基本的に4月に始まり3月に終わります。その中で春、夏、秋、冬と季節を過ごすのです。
春には入園式や進級式、夏にはプール開きやお泊り保育、秋には芋掘り遠足や運動会、冬にはクリスマス会やお別れ会など季節に応じて様々な行事があります。
その他にも施設によりますが、お誕生日会や健康診断、父兄参観や祖父母参観、防災訓練やお遊戯会など沢山の行事が設定されます。
また子供の日、ひな祭りなど節句によるものや、母の日、父の日などイベントに応じても設定されます。
これは、通常の保育では経験できないものを子供達に感じ取ってもらい、知識や体験を増やしてもらう役割も果たすと同時に、保育士や保護者にとって子供の成長を感じる場
面となります。
大変だけどやりがいのある保育園の年間行事
保護者にとってみれば普段一緒にいることのできない子供の成長を近くで感じることができる機会で、入園式では泣きながら登園していた我が子が参観日には友だちと遊ぶ姿
を見て、運動会では立派にやり遂げる姿を見ると感動を覚えるものです。
そういった感動は、保育士にとっても同じです。
自分の受け持つ子供の成長を実感できるのが、この年間行事でしょう。
しかし、保育士にとっては非常に準備が大変です。事前に年間の保育計画を策定しイベントの大まかな流れを決めます。
施設の方針によって異なりますが、一般的には毎月何らかのイベントを企画している場合が多いです。
特に運動会や遠足、発表会は非常に忙しく、直前には準備に追われる毎日を過ごすことになります。
多くの子供達や保護者にとって楽しい記憶となるこういった年間行事も、保育士の多大な努力によって運営されています。
楽しいだけでなく、日本の文化や友だちとの協力を学べる重要な機会です。
普段の保育同様、重要な仕事の一つと言えますね。